大量に睡眠薬を個人輸入しても良い?

大量に睡眠薬を個人輸入しても良い?

個人輸入によって薬を購入するときに大量に購入できるのかは個人輸入する薬の種類によって異なります。

睡眠薬として流通しているものの場合には、ある程度の量は確保できますが、あまり多すぎる場合には一度に購入することはできません。厚生労働省によって個人輸入する際の量についての制限が課せられているからです。

睡眠薬は基本的には医薬品としての取り扱いを受けることになります。日本で医薬品として扱われていないものでも、条件を満たしていると海外ではサプリメントとして販売されているものであったとしても医薬品になるのが日本の法制です。

医薬品として使用されている成分が含まれている場合や、国内の基準に照らし合わせて医薬品と判断されるような効果や効能についての記載がある場合には医薬品として取り扱うのが原則になっています。

不眠症を緩和する、よく眠れるようになるといった記載がある場合には該当してしまうため、医薬品として取り扱わなければならないのです。

この場合には二種類の制限のどちらかを受けることになります。毒薬や劇薬に指定されていたり、処方箋医薬品として国内で使用されていたりするものの場合には一ヶ月分以内の量しか購入することはできません。

用法用量から判断して適正な値を算出して購入することになります。一方、これに該当しない場合には医薬品又は医薬部外品について二ヶ月分以内の量が上限として定められているのが現状です。

例えば、1日3回1錠ずつ服用するものの場合には一ヶ月を30日として計算し、処方箋医薬品などの場合には90錠まで、該当しない医薬品の場合には60日分と考えて180錠まで購入することができます。

この量を大量と考えるかどうかは考え方次第ですが、半年分や一年分が欲しいという場合には原則として購入できないという理解が必要です。

ただし、このような上限は条件を満たせば超えることができます。医師の処方箋を手に入れて医師の許可の下であれば上限を超えて個人輸入することも可能です。また、地方厚生局に薬監証明を申請して許可を得られれば問題なく大量購入することができます。

安全に使用することと医薬品についての理解があるかどうかが問題とされる点であり、確かに病気になっていてその治療として必要だと判断されると許可を得ることができるのが一般的です。不眠症などに悩まされている場合にはこのような手続きを経ると大量の在庫を得ることができます。